インベレルとディストリクトバイセンテニアルメモリアル
概要
200周年記念記念碑は、1988年以前のインベレル地区の歴史と発展の歩みを描いた恒久的な記念碑を制作するために、時間、技術、労力、そして多くの資材をボランティアで提供した個人や団体のコミュニティ精神を体現しています。
記念碑には3つの中庭があり、それぞれに14枚の浅浮き彫りの彫刻パネルが設置され、中央の中庭が繋がっています。
中庭1は、1788年以前、インベレル地区にアナイワン、ビガンブル、ジュカンバル、クウィアンバル、ウェラエライといった先住民が住んでいた時代を描いています。
中庭2は、オーストラリアにおける白人の居住の最初の1世紀である1788年から1888年、そしてインベレル地区の開拓と発展を描いています。
中庭3は、1888年から1988年にかけて起こった社会的および技術的変化、特に地区の資源の活用と町の成長を描いています。
アラン・カニンガムがこの地域を旅した様子を描いたタイルモザイクの地図が、バイセンテニアル・メモリアルの中央に設置されています。
浅浮き彫りの銘板は、開いた本の形に2枚ずつ配置されており、1788年以前の中庭から順に鑑賞することで、歴史を巡る散歩道を歩んでいるような印象を与えます。最後の銘板は、両手と前腕を繋いでおり、団結と協力を象徴しています。尖塔は力強さを象徴し、尖塔から上方に輝く光は未来への道を示しています。