ディプロトドンドライブ-タンバースプリングス

古代のワランブングル山脈の端に位置するタンバー・スプリングスは、小さな村でありながら、大きな個性と、さらに大きな化石が数多く発見されています。1830年代に初期の放牧が始まった後、1860年代に定住が始まったこの村は、今日では豊かな農地、ゆったりとした田舎暮らし、そしてある印象的な発見で知られています。

1987年、地元の農家ルイーズ・フリスが、かつてこの地域に生息していたウォンバットに似た絶滅した巨人、ディプロトドンの化石骨を発見しました。推定約3万3500年前のこの骨格は、現在クーナバラブラン観光案内所に展示されています。

この貴重な発見を記念して、地元の人々は「ディプロトドン・ドライブ」を創設しました。これは、村とその歴史的名所を巡る、波型鉄板の彫刻が目印の、一風変わったセルフガイド・トレイルです。

タンバー・スプリングスは小さい町ですが、学校、雑貨店（ガソリンスタンドとテイクアウトも！）、パブ、農業関連サービス、そして治安維持にあたる地元警察署など、生活に必要なものは何でも揃っています。

タンバー・スプリングスの雑貨店で美味しいコーヒーと軽食を楽しんだ後は、ロイヤル・ホテルへ。冷たい飲み物を片手に、黒土の田園地帯を見下ろしながら地元の人々と語り合うひとときをお楽しみください。

タンバー・スプリングス ― 過去は巨人たちと共に歩み、現在は田舎のペースで進んでいきます。