巨大なピンクのナメクジ
概要
オーストラリアで最も珍しく、しかもなかなか見られない生き物のひとつ、カプター山国立公園近郊の涼しく霧深い森にのみ生息する、象徴的なカプター山ピンクナメクジへの鮮やかなオマージュとして、ボガブライの巨大ピンクナメクジ像を訪れてみましょう。
正式名称をTriboniophorus aff. graeffeiとするこの鮮やかな蛍光色を持つナメクジは、体長20cmにもなり、その鮮やかな色彩、独特の生態、そして希少性で知られています。野生で目撃できるのは雨上がりの早朝のハイカーだけですが、ボガブライの彫刻は絶好の撮影チャンスを約束します。そして、多様性、個性、そしてこの地域と自然の驚異との深いつながりを象徴しています。
この像は地域住民にも愛され、ナメクジとの遭遇という記憶を呼び起こし、グリフィン・バーバーのような若いアーティストたちにインスピレーションを与えました。バーバーの受賞作品「ナメクジを抱きしめて」は、絶滅危惧種であるナメクジとその脆弱な火山性生息地に全国的な注目を集めるきっかけとなりました。
ボガブライのマートン・ストリート・プロジェクトの一環として、この像は旅行者に立ち止まり、街を散策し、この街ならではの魅力を楽しむよう促しています。この色鮮やかな有名人とセルフィーを撮り、近くでコーヒーやランチを楽しみ、ボガブライをナラブライ地方の旅の魅力的な立ち寄り先にしている多様な地元企業を訪ねてみましょう。