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「谷間の村」として知られるベンボカは、もともとベガとクーマの中間地点として開拓されました。

今日、ベンボカは、町を見下ろすサウスイースト・フォレスト国立公園を背景に、趣のある田舎の村となっています。

メインストリートを散策し、カフェや個性豊かな地元のお店を覗いたり、ブラウン・マウンテンの頂上にあるパイパーズ・ルックアウトからサファイア・コースト全体の息を呑むような景色を楽しんだりしましょう。

展望台と観光案内所の看板は、サウスイースト・フォレスト国立公園の魅力を紹介しています。森の小道にはコトドリが、緑豊かな起伏のある田園地帯にはウォンバットが生息しています。

ベンボカには豊かな歴史があり、最初の入植者は1871年に定住し、主に酪農の町として町内に数多くバター工場が建てられました。

町はベンボカ・アドボケイトという独自の新聞を発行し、マンブッラ・シャイア議会の最初の事務所もこの町にありました。

ブラウン・マウンテンには電信局が設置され、1885年9月に最初の電信が受信されました。

ベンボカ公園には、この地域の開拓者たちを称える開拓者記念遊歩道が整備されており、ベンボカ川沿いに立ち寄ってカモノハシを探すこともできます。