サザンクラウドメモリアル

サザンクラウド記念碑は、オーストラリア最大の航空ミステリーの一つであった旅客機サザンクラウドに捧げられています。1931年3月21日、シドニー発メルボルン行きの飛行中、この三発エンジン機は跡形もなく消息を絶ちました。これはオーストラリア初の民間航空事故でした。

この謎は27年後、スノーウィーマウンテンズ水力発電計画の建設中に解明されました。1958年10月26日、大工のトム・ソンターはハッピージャックスから15マイル離れたキャンプを離れ、錆びた金属片を発見しました。サザンクラウドの謎はついに解けたのです。サザンクラウドは、現在のコスジオスコ国立公園の、樹木が生い茂る山の尾根の南西側にありました。

記念碑は、三角形の鈍い頂点からそびえ立つ、幅40フィートのコンクリート製の翼でできています。記念碑の正面と、回収されたサザンクラウドのエンジン部品、その他の歴史的遺物は、グリルで囲まれています。サザンクラウドの歴史を語る記録資料が閲覧可能です。この記念碑はクーマ・ライオンズクラブによって建立されました。