モスク博物館

モスク博物館は、ニューサウスウェールズ州で最初に建てられた2つのモスクを保存しています。

大きい方のモスクは1891年に、地元ではノース・キャメル・キャンプとして知られる場所に建てられました。インド亜大陸から来たラクダ使いたちが、西ダーリング地域へのサービス提供の際に、ラクダの群れの一部を拠点としていました。小さい方のモスクはウェスト・キャメル・キャンプに建てられましたが、元の地域が住宅用に再開発された際に現在の場所に移転されました。

この場所は、ニューサウスウェールズ州にイスラム教の信仰と慣習を持ち込んだ初期のイスラム教徒のラクダ使いたちによって、1887年から礼拝に使用されてきました。

1968年、ブロークンヒル市議会はブロークンヒル歴史協会と共同で、ニューサウスウェールズ州西ダーリング地区の交通発展におけるユニークで重要な段階を記念し、この建物を改修しました。大きい方のモスクは一般公開された際に再び聖別され、現在も礼拝の場として利用可能です。

ブロークンヒル歴史協会は、モスクと博物館の維持管理を続けており、オーストラリア内陸部の歴史においてラクダ使いが果たした重要な貢献を反映する遺物を見学するために、イスラム教徒と非イスラム教徒の両方の訪問者を歓迎しています。