プリマヴェーラ：オーストラリアの若手アーティスト

オーストラリア現代美術館とニューサウスウェールズ州立美術館・ギャラリーによる巡回展。 オーストラリア現代美術館が毎年開催する「プリマヴェーラ：若手オーストラリア人アーティスト展」では、35歳以下のオーストラリア人アーティストの作品が展示されます。32回目となる今年は、タリア・スミス氏がゲストキュレーターを務め、アーティストたちが社会の既成概念に挑戦する作品を考察します。 プリマヴェーラは、1992年にオーストラリア現代美術館（MCA）がエドワード・ジャクソン博士とシンシア・ジャクソン夫人の協力のもと、娘のベリンダを偲んで創設されました。創設以来、プリマヴェーラはオーストラリアの現代美術の発展に大きな影響を与え、キャリアの初期段階にある世代のアーティストをより幅広い人々に紹介してきました。毎年、プリマヴェーラのキュレーターは、オーストラリア全土を巡り、若手アーティストたちと交流しながら、広範なリサーチを行っています。