叡山アンサンブル
概要
2016年にオーストラリアのシドニーで結成されて以来、Eishan Ensembleは、Womad、ロンドン・ジャズ・フェスティバル、オークランド・アーツ・フェスティバル、ローマ・ジャズ・フェスティバル、シドニー・オペラハウス、メルボルン・リサイタルホールなど、世界中の著名な会場やフェスティバルで演奏してきました。
ペルシャ系オーストラリア人タール奏者であり作曲家でもあるハメド・サデギが率いるEishan Ensembleは、ARIA賞にノミネートされ、東西両国の現代音楽とクラシック音楽の伝統を融合させています。
Eishanのレパートリーは、主にサデギのオリジナル作品で構成されており、多様な即興表現が力強く表現されています。「ペルシャ・チェンバー・ジャズ」や「イースタン・ジャズ・フュージョン」など、様々な表現で知られるEishanは、明確なレッテルを貼られることがありません。
サデギのサイケデリックな技巧に、サックスのマイケル・アヴゲニコス、パーカッションのアデム・ユルマズ、ダブルベースのマクシミリアン・アルドゥカといった個性豊かな演奏陣が加わり、重層的で洗練されたサウンドスケープ『Eishan』が誕生しました。エピソード的でありながらもまとまりのあるラプソディ形式を基盤とし、複雑な構成と即興演奏が絶妙なバランスで融合されています。