ファーガソントラクター記念碑

「小さな灰色」TEA20ファーギー・トラクターは、1956年の洪水からウェントワースを救う上で重要な役割を果たし、地元の歴史書にその名を刻みました。

洪水はダーリング川とマレー川の両方を通ってウェントワースへと押し寄せ、ウェントワースの3分の1が水没しました。ウェントワースは内海に浮かぶ島と化しました。

ウェントワースの人々は、当局が避難を勧告する中、粘り強い意志で町を荒廃から救うために戦い続けました。

洪水の間、小さなファーギーの轟音は24時間鳴り響きました。ボランティアたちが崩れかけた堤防を補修し、築き上げ、洪水からウェントワースを守るためだったのです。

ファーギーが町を救った記念碑は、1959年にウェントワースのアデレード通りとアダムズ通りの交差点に建てられ、現在もそこに残っています。記念碑が立っている石のケルンは、粘土の堤防が建設されていなかったら町が水浸しになっていたであろう高さに設置されています。