タムワース発電所博物館

1888年、タムワースはオーストラリアで初めて市営電気街路灯を導入した都市となりました。

この国と地域の歴史における重要な瞬間は、タムワース発電所博物館に保存されています。

1988年に設立されたこの博物館は、1888年に蒸気機関車が街路照明システムに電力を供給していた場所に建てられました。また、1907年に建てられた発電所兼市営電気ショールームの建物は改装され、様々なユニークな展示物を展示しています。

日常生活において電気が果たす重要な役割は見過ごされがちです。街路灯や産業機械から、キッチン家電やヘアドライヤーまで、電気は数多くの技術革新をもたらしてきました。

タムワース発電所博物館は、オーストラリアで唯一の電気専門博物館です。電気技術革新の歴史を探求する旅にぜひご参加ください。

博物館を訪れる最大のハイライトは、ジョン・ファウラー社製の蒸気機関車2台です。世界で唯一稼働している同型の機関車は、1888年製クロンプトン・パターンNo.15ダイナモのレプリカで、タムワースの電気街路灯の黎明期を象徴しています。カントリーミュージックフェスティバルの期間中や年間を通して、来場者は実際に稼働する機関車の迫力を体験できます。